中身

 

 

人の塊が未分離なのと、エゴが出るのと。エゴは電車で出る。最初に電車から出たいのが集まるけど、あくまで自分の最速だから、その後結局詰まる。まぁその人にとっては一番早いからそれで問題ない。こういう図々しさは見倣わないと。僕が先頭になったら引き離すから場所取り云々は関係ないような。目的が決まっているときにゆっくり歩くのは苦手だ。目的がなければとことんゆっくりできるから、せっかちとも違う。歩くのは自動でできることだけど、手動にしてみることが大事。自分の足のどの筋肉を使っているとか、どういった意志を原動力にしているのかとか。

 

未分離な方。スーパーに寄って物色していてたまたま目に入ったパスタの棚がすっからかんだったこと。たかだか土日の外出自粛要請がなんで備蓄しようと思うのか。申し訳ないけど、割とグロテスク。マスクはまぁ分かるけど、なんか独自の思考とかものさしとかないのかって。僕に養う家族が居たと仮定してもそういうことはしないと思う。これで自分の頭が考えていると認識しているのだからなぁ。情報なんていくらでも収集できる時代だし、行動は流されるのではなく決めるもの。生活圏であれば動けるのだから、スーパーに過負荷をかける理由にはならないと思うのだけど。

 

日本人はちょっと揺らぐと同じような傾向に動く習性があるのかしら。僕も昼ごはんの後に3人掛けベンチで一服していたら隣に2人組の男性が座ってきて、うわ感染とか考えないんだって思ったけど、これ単なるパーソナルスペースの話であった。他人と近づきたくないと近づかれたくないのどっちが強いかは微妙なところ。どんなに綺麗な女性でも触られるのは嫌だわ。

 

個人的には別に外出しろって言われても行かない質だから、ほぼ通常営業。試してみたいことが試せなくなったのは残念だけど、なんというか、ここには割と安心してきてしまった。この話は後で。

 

要は、物理的移動に慰撫とか変化を依存している人がしんどくなっている。

 

さておき。

 

よなよなエール美味しい。長野。産地軽井沢には行ったことはないけれど、伊那市だったかな、その辺までは行ったことがある。人にもマーキング機能がありそう。自分が生きてきた物理的場所に対する記録はなかなか鮮明。マーキングが濃厚過ぎて自覚はなさそうだけど。

 

まぁまぁ飲んでいるのに体温低い。手が上手く動かないからドライヤーをあててみた。どうだろう。

 

そうして、自分語りパート。

 

言語化が難しいところだけど、僕が自分を制限していたのは、本気を出していないだけっていうことではなくて、感じ易い気質が原因だと分析した。その証拠として、強いられなくなった方がはるかに稼働している。なんか関係を留める気持ちって、自分より低く在って欲しいってところはない? ありのままの相手と関係しようとは誰も思ってない。

 

義務は誰が決めたのかとか、こうあって良いのもなにをもってしているのか。僕の旧来の関係のイメージだと、僕を固定化するし、僕の時間も奪うし、で、今となっては何で関係していたのかも分からない。

 

昔の僕を知っていることが今の僕と近いなんてことはない。だから、想い出の中で話が盛り上がることなんてあんまりないと思われる。人格と分けて語るならまだしも。昔こういうことをしたよなってすり合わせなんて特に意味はない。同じく生活していた人でさえ振り返れば言語化できる記録は異なっているのだから。

 

ところで。エネルギーの話。

 

エネルギー保存の法則とかカロリーとかはだいたい知っているけど、素朴な自分を動かすエネルギーは何処にあるのか。

 

物理的な肉体を動かすのは栄養素だけど、ほんとのエネルギーは自分にとっての肯定的エネルギーじゃない? 祈りはきっとその供給源にはなりうる。てきとーな意志ではないし自分に返ってこない供給で良いと思っていて。

 

僕が貴方の嬉しさの為に言葉を供給している訳でもない。

 

っていう認識は、現実でも応用できる。僕の全ての言動は対価関係を考えていない。良い人に見られるのは勝手に他人がそう捉えているだけ。

 

で、人に影響を及ぼすことが嫌だったのをどうでも良いこととした後に残る、素朴なエネルギー論。行動に直結するかは別として、精神にもエネルギーがある訳だけど、これって物理法則とは離れている。基本的は何処にも向かわないけど、自分が自分であることを認められる安心感はある。想い人は疑似的に認めてくれているような。

 

 

僕はこの次元で認められたことはないけど、僕が投げた言葉で勝手に嬉しくなってくれればそれでエネルギーかなとは思う。

 

このエネルギーって、現実的には何にも意味がないというのが一派論だろうけど、僕は現実世界にも流用できたりして。ちゃんと僕だけに投げてくれた言葉は僕の中だけで意味がある。

 

おしまい。